【USMLE CS】面接対策にも使える絶対に合格 ネイティブのいきなりの質問に即座に答える1つだけの特訓

今回はUSMLE CSで医療面接をするにあたって絶対に覚えてほしい3つのフレーズを紹介します。

It is hard to give an accurate answer right now.

I would like to run some tests to better understand your symptoms.

Then, we will be able to discuss more.

テンプレートの答えはシンプルであればあるほどよい。

USMLE CSでは1ケースに約1つ、難しい質問を聞かれることになっています。例えば、医療面接を華麗に12,3分で終えた後に、たいていの受験者はまとめのパートに入ります。予想される診断、今後行うことを説明します。その後にこう言います。

Any questions?

典型的には、ここで答えづらい質問を模擬患者がしてきます。これは実際の過去問ではなくでっち上げなのであしからず。

・この病気は深刻なものなのか?

・早く帰りたいんだけど検査にはどのくらいの時間がかかるの?

・この症状は大したことがないからもう帰っていいかな?

・子供を病院につれていきたいが、病院まで遠い。仕事がある。(電話でのケース)

このようなところが有名どころでしょうか。いわゆるchallenging quesitonsです。

もちろん日常会話の試験ではないのでI don’t know. ではだめなのですが、実は専門的な用語や各ケースに合わせた当意即妙な答えをすべて用意するのはかなり労力がかかりますし、合格という観点から言っても、時間ややる気がある人にもおすすめはできません。

CSの一番スタンダードな教科書と言われているFirst Aid CS ( 以下FA)では約40ケースほどあり、それぞれに微妙に違う答えが書いてあります。

ネイティブならこの教科書をさらっと試験3日前に読んで、「ああなんとなくこんな感じの答えを言えばいいのね」となって本番に突入するのでしょうが、これを日本人はしてはいけません。

筆者がした失敗例

もともと筆者は英語が好きな方というのもあって、教科書にあるフレーズをかなり細かに覚えてそれぞれできるだけ個別に対応しようと思っていました。

例えばFAにはパーキンソン病が一番疑われる患者に、

・パーキンソン病が疑わしいこと

・パーキンソン病の可能性が高いが似た症状を呈する他の疾患の可能性もあること

・今後MRIなどの画像検査をすること

・パーキンソン病の患者が自分の病気のことをしるために見ておいたほうが良いパンフレットを渡すのでみておいてほしいこと

・患者の昔の筆跡があれば、現在の筆跡と比較して病気の進行を評価できるので今度持ってきてほしいこと

・パーキンソン病の場合にはコケやすいので歩くときは手すりなどをつかって注意して歩いてほしいこと

といった内容が教科書に7行くらいの英文で書いてあります。試験対策をしている人でもこれらのことをカンペなしで英文法の間違い、よどみ、ためらいなくすらすら言うのはかなり難しいと思います。

今回の例はかなり極端に覚えにくいものをピックアップしましたが、私はこのような長文を暗記用のソフトにいれて覚えようとしていました。

結果として様々パターンのときにそれに即したそれっぽいことがなんとなく言えてはいるが、少し英語としておかしかったり、流暢さが足りないということになっていました。

まずは3つのフレーズをネイティブにチェックしてもらおう

It is hard to answer your question(s) right now.

I would like to run some tests to better understand your symptoms.

Then, we will be able to discuss more.

え?これだけ、と思われるかもしれませんが、これで十分なのです。

上記のフレーズはほとんどのchallenging questionsで使えます。

使えないパターンもたまにありますが、いたずらに難しいフレーズを覚えるより確実に模擬患者を納得させることができます。

試験管はより多くの情報を求めているのではなく、日本人英語のあらを探しているだけだと考えましょう。

この文章自体が完全版の答えかというとネイティブ一人人によって感じ方は多少異なるので、自分のレッスンの先生にこの3文を色々なケースでためしてみて表現を自分なりにアレンジする分には全く問題ないです。

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