今回は前から作りたいと思っていた、かつ要望の多かったstep1の教材レビューです。
筆者は医学部4,5,6年のかなりの時間をUSMLE step1に費やしてきました。
本当は教材を色々手出ししないほうがいいと思いつつも、気になって買ってしまったものもあります。
結果的にはstep1の点数は250を超えているのでそれなりに有効な情報かと思いますので是非参考にして下さい。
筆者の使用感、実体験が伴っているため、少し前の情報ですが、無駄な買い物をしなくて住むと思います。
この記事の目次
まとめ本・全ジャンル
1. First Aid
おすすめ度★★★★★
2. Pathoma
おすすめ度★★★★☆
病理というジャンルではあるが、解剖・生理など横断的に、
step1で頻出の項目(とは言えややかたよりがあります)
をわかりやすい英語と例えで説明。
このテキストの優れている点は
- 音源が同時についている(やはりオンラインバンクだけだと目が疲れてしまいがち。)
- FAにはない解説や知識が良い分量で入っている
- 教材説明してる人の声は聞き取りやすい。(there is no rocket science hereが口癖)
本気でやれば1週間かからないと思います。FA読んでもさっぱり、という方にもオススメです。
わるいところ
- これだけでは全然網羅できない
- リスニング苦手な人にはなじまない
3.Rapid Review Pathology
おすすめ度★★★☆☆
かの有名なゴルジャン先生の著書
いいところ
- かなり詳しく他のテキストには載ってない病態生理が書いてある
- 写真が豊富
- ページの端にコラムがあってそこだけを拾うとさらにrapidlyにreviewできる
わるいところ
- 分量が多すぎて萎える
- マニアックな部分多々あり
- e bookも付いてくるが使いにくい
- 本がでかくてかさばる
本当に高得点の人向けですかね。ただNBMEでここの写真そのままのものがでて
他のテキストにのってなかったということが何度かあります。
まああまりおすすめはしないですが、トイレで写真を眺める程度に価値はあるのではないでしょうか。
行動科学
BRS Behavioral Science (Board Review Series)
おすすめ度★★★★☆
本当はそこまですぐれたものはかは怪しいですが、
行動科学が日本人の点数の底上げになっている部分もかなりあるのでこの評価。
いいところ
- 問題の分量も章末合わせるとしっかりある
- まとめとしてはまあまあ見やすい
わるいところ
- 冗長な章もある
- 精神科のところがいらない
- 倫理の部分がたりない
- 問題の作りが単純なので本番とは程遠い
それでもやったほうがいいとは思います。
最後の腕試しというよりはなんとなく全容を掴むために誰かと一気に解くのがいいかもしれません。
Master the board 倫理
こちらは外国人に異常に人気の高い幻の一品。
なんとかして安くで入手できれば是非解いてみてください。
倫理だけで100問あるのでかなり自信が付きます。
微生物学
イラストレイテッド微生物学
丸善が日本語訳を出していますが、絶版なのかとても高い。
こういう場合は自大学の図書館に取り寄せてもらうという裏技を使いましょう。笑
というのはさておき英語版を買いましょう。
おすすめ度★★★☆☆
7版まででていますね!
いいところ
- イメージ記憶・語呂合わせ
- 微生物学としてはそれなりにボリュームはある
わるいところ
- やや分厚く携帯が困難
- 良くも悪くも使える語呂がすべてにあるわけではない(普通の説明もあります)
- FAの内容のカバーしているのは半分もないかも
ここで扱っていないもの
ここに載っていないものは筆者が実際に購入に至らなかったものになります。
- Kaplanのテキスト
この中にHigh Yield本がある可能性も否定できませんが、時間は有限です。
知人などの強い推薦などがない限りは独りよがりの勉強法にならないよう注意しましょう!
諸事情により、現在はここまでの状態で記事を出させていただきます。今後も随時追記していきますのでお待ち下さい。
また、このテキストはどうか?などの疑問等あれば、SNS・コメント等でご連絡くださいませ。