USMLE 受験を考えている方にまず始めに絶対買ってほしいのがFirst Aid(通称FA)です。
でも実際にどのくらい使い込めば高得点が狙えるの?
と気になる方もいらっしゃると思います。
USMLE勉強中の方はどのくらい勉強をやり込んだらいいのか不安になりますよね。
今回はstep1で250以上をマークされた方のFAを写真付きで見ていきます。
(筆者とは限りませんよ)
この記事の目次
これ見せるだけでオラついてると勘違いされる表紙
表紙に関しては特記事項ありませんね。ひとまず一般論として言えることは
・FAはstep1受験を考えたその日に最新版を買おう!!
・受験が終わるまでは毎年最新版を紙媒体or 電子媒体で入手しよう!!
FAはかなり特殊な本で毎年ほぼ確実に修正され、内容が改善・更新されます。
私は毎年年末に新板が出てはすぐに旧版に書き込むかevernoteにまとめたりしていました。 緻密な勉強が嫌いな方もFAだけは毎年増える事項はhigh yieldなのでフォローしておいたほうがいいです。
多分いらない見開き検査値
次は見開きのページですね。検査値を覚えようとしていたのでしょうか。
検査値は覚える必要があるかと言われれば微妙ですが、問題を解いてるうちに取捨選択できるので無理してここにあるものは詰め込まなくていいと思います。
筆者はTSHとかを無理やり覚えようとしてANKIに詰め込んでいました。役には立たないかもしれません。
最後まで意味わからない問題が出る行動科学
行動科学は比較的FAの権威が低めです。それでも基本ほとんど聞かれるのですべて読んで覚えましょう。
行動科学はひたすら問題をといてのりを覚えるのが最も手っ取り早いと思います。
悪夢の生化学
生化学は本当に覚えることが多いです。左下のはUWorldで詳しく解説されているものをメモしていたとのことですが、結局UWがフォーカスするものはマニアックな解説が多いので、UWの問題がちゃんと溶ける知識があればそれ以上はほとんどいらないことが多いので気をつけましょう。
生化学の例えば尿酸の回路(プリン体とか)、あの辺りの問題集にでてきたことがないものは、基本はじめは捨てる気でいいと思います。
得意であれば回路を何度も書いて、空でも思い出せるようにしておくと強いですが、、
はじめはつらいが意外と得点源 微生物学
微生物もとにかく覚えることが多いですが、抗菌薬などはここでカチッと覚えておくと生涯の財産になります。また意外とwikipediaなどで調べると補足の説明や発見の経緯などがでてきて記憶の補助になります。
ちなみにイラスト微生物学or Clinical Microbiology Made Ridiculously Simpleは読み物としておすすめです。未だに記憶にのこる絵が多いです。
時間的に効率がいいのはもちろんFA
https://www.amazon.co.jp/Clinical-Microbiology-Made-Ridiculously-Simple/dp/1935660152
疾患に結びつけると以外とちょろい免疫学
補体のカスケードを細かく覚える必要は、、、多分ない
むしろ先天性免疫不全などがコスパがいいです。基礎的な理論:インターロイキンとかをイメージしにくい人は
病気が見えるかと 好きになる免疫学を推します。
FA前半戦の中で1,2を争うハイイールド 薬理学
兎にも角にも 薬の副作用は完璧に覚えてください。ANKIなどのツールでも手書きの単語帳でもいいです。
副作用→薬の列挙
薬1つ→副作用の列挙
このどちらもができるように。そのうえで細かい機序や適応を覚えるのが点数を高く取ることだと思います。
かなり書きなぐりが多い教科書でしたが、みなさんはどのくらいFAを使い込んでいるでしょうか。コメントお待ちしております。